私達は韓国に「子連れ移住」をしました。最初の数か月は生活に慣れるのに必死で、自宅保育をしていましたが、私もリモートで仕事をするようになり、また、子どもの韓国語学習の為を思って保育園に通わせることにしました。
今回は、韓国で子育てしている方や、これから韓国へ移住予定の方に向けて、韓国の保育園の種類と日本との違いについて詳しくご紹介します。
韓国の保育園の種類
家庭保育園
韓国では、一棟ではなく複数の棟が集まったマンション群が建設されることが多く、住戸数が一定数以上であれば保育園の設置が義務付けられています。
そのマンションの一室に設けられているのが家庭保育園です。
- 0歳~5歳が対象
- 定員が少ない
- 共働き家庭でなくても利用可能
- 家庭的な雰囲気
国公立保育園
国や自治体が設置・運営する保育園です。
- 人気が高い→入園まで待たされる
- 費用が比較的安い
- 国が運営しているので、先生達も欠格事由のない人材として厳正に選ばれている
- さまざまな教育プログラム
民間保育園
個人や法人が運営する保育園です。
特徴として、
- 施設によって特色が異なる
- 英語や音楽教育に力を入れる園もある
- 通園バスがある園が多い
職場保育園
企業が従業員向けに運営する保育園です。
大企業や病院などで設置されている場合があります。
- 通勤と送迎を両立しやすい
- 勤務先に近い
- 利用条件は勤務先によって異なる
日本との違い
園庭がない
日本では、園庭で野菜を育てたり、遊んだりするイメージがありますが、韓国の保育園は園庭はあまり見かけません。
その理由として、気候が大きく影響しています。
冬になると氷点下15度まで気温が下がり、またPM2.5をはじめとした大気汚染も年々深刻になり、屋外活動を禁止する警報が発令される日も少なくありません。
園外へ遊びに行く現場学習や遠足などを除き、子どもたちは一日のほとんどを室内で過ごします。
ICチップによる登園チェック
園庭があまりない韓国では、一戸建てやビルの建物全体が保育園になっています。
玄関はひとつで、内側からロックを解除しないと外側からドアは開きません。
日本のようにテラスや水遊び場がないため、安全上は子どもの管理がしやすいといえるでしょう。
また、IT先進国の韓国では、保育園専用のリュックサックにICチップが内蔵されています。
登園&退園の際に、チップをかざすことにより出席簿に反映されます。
保育園ごとに違うリュック
家庭保育園に入園して、まずもらう(実際は購入する)のが以下二つでした。
- リュックサック(個人名、保育園名が入っており、チップのキーホルダーがついている)
- 体操服
リュックは、保育園ごとに色やデザインが異なり、同じマンション内でもいろんなカバンを見かけます。また、正面からみてちょうど胸の辺りに名前が入っており、一目で誰かわかります。
体操服は、団体で外出をしたり、体育の時間(週一)に着ていく用です。
特別活動の授業が多い
入園の際に、「特別活動参加の可否」の同意書を記入しますが、実際に家庭保育園に通わせてみて特別活動の多さにびっくりしました。
- テコンドー
- リトミック
- 英会話
- 体育
- ミュージカル
テコンドーに関しては、「習い事」として通わせている家庭も多く、保育園が終わる16時頃にバスがお迎えに来てくれます。
終わった後は、直接個々のマンションに送り届けてくれます。
また、教材出版社が提供する工作や本も多く、毎日何かしら持って帰ってきます。
本は英語の本、韓国語の本、両方毎週1冊の頻度でもらいます。
給食にキムチやカクテキが出る
実は保育園の給食にもほぼ毎日キムチやカクテキが出ます。
大人が食べる赤いものではなく、色は薄く、子どもが食べやすい水キムチやペク(白)キムチがメインです。


登園時間は遅く、降園時間が早い
日本で共働きだった頃、
- 登園 8時
- 降園 18時
一方韓国では、
- 登園 9時30分
- 降園 16時
と保育時間はかなり短くなりました。
保育園にもよりますが、現在通わせている家庭保育園では、17時30分以降が延長保育になります。
日本みたいに通勤していたら厳しい時間帯だったと思います。
保護者との連絡はアプリが中心
日本でもそうでしたが、基本的に連絡帳はアプリです。
- 写真
- 食事の内容
- お知らせ、連絡事項など
日本では、毎朝体温を記入したり、来月の登園予定を入力したりしていましたが、韓国で現在使用している「Kids Note」というアプリは、それらの入力がありません。
仕事のシフトと、登園スケジュールを照らし合わせるのが少しストレスだったので、今は休む時は当日の朝に連絡するだけなので、とても楽です。
また、保育園が連絡帳は週3のみ、と決めているので先生たちも負担が少ないようです。
まとめ
保育園によって雰囲気や方針は大きく異なるため、
実際に見学する
ことをおすすめします。私達も近所の保育園を3か所見学しに行きました。
ちなみに、韓国ではお腹にいた時から年齢を数えるので、例えば3歳のお子様がいる場合は
韓国では4歳となり、「5歳児クラス」になります。
参考になれば嬉しいです^ ^


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